
業界:教育・不登校解決支援
支援種別:CMO代行・レンタルCMO
規模:30〜50名
サマリー
不登校解決に向けた独自のメソッドを展開するクライアント様において、事業成長を加速させるためのマーケティング戦略の全体設計および実行支援を行いました。 バクリでは、単なる「広告枠の運用代行」という枠組みを超え、戦略の軍師(CMO)として参画。市場の再定義からLTV(顧客生涯価値)設計、勝てるクリエイティブの勝ち筋特定まで、マーケティングの全工程をフルスタックで支援しました。その結果、支援開始から短期間でお問い合わせ数278%UPという爆発的な成長を実現しました。
クライアントが抱えていた課題
クライアント様は、社会的な意義が極めて高いサービスを展開している一方で、マーケティング領域において以下の3つの大きな壁に直面していました。
- 「潜在層」へのアプローチ不足:不登校というデリケートな悩みに対し、すでに解決策を探している層(顕在層)には届いていたものの、悩み始めたばかりの潜在層にどうリーチし、態度変容を促すべきかの戦略が未着手でした。
- クリエイティブの「勝ちパターン」の未確立:どのようなメッセージが親御様の心に深く刺さるのか、検証が属人的になっており、再現性のある訴求軸が言語化されていませんでした。
- ユニットエコノミクスの最適化不足:広告費に対する単発の獲得効率(CPA)のみに目が向きがちで、事業全体の成長を支えるLTV設計や、各チャネルの真の貢献度が可視化されていませんでした。
バクリからご提案させていただいた内容の一例と成果
バクリでは、点(広告)ではなく線(事業戦略)で捉える「CMOコンサルティング」として、以下の5つの柱を軸に施策を断行しました。
【実施内容】
- 市場の見極めとターゲットの再定義 競合調査および顧客インサイトの徹底的な深掘りを行い、「不登校解決」を単なる教育相談ではなく、家族の未来を創る「ソリューション」として再定義。攻めるべき市場の優先順位を明確にしました。
- 認知広告の実施と評価基準の策定 短期的な獲得だけでなく、中長期的な認知拡大を狙った配信を実施。認知広告が後の指名検索やコンバージョンにどれほど寄与しているかをアトリビューション分析により可視化し、適切な投資判断を可能にしました。
- 「刺さる訴求」の発見(インサイト抽出) ユーザーアンケートやカウンセリング現場の声を分析し、親御様の深層心理にある「不安」と「希望」にフォーカスした訴求軸を複数開発。
- クリエイティブの徹底検証(PDCA) 動画・静止画・テキストの各要素でABテストを高速回転。クリック率(CTR)だけでなく、最終的な「質の高いお問い合わせ」に繋がっているかを基準にクリエイティブを研ぎ澄ませました。
- LTV設計と収益構造の最適化 初回のコンバージョンからその後の成約、継続利用までの歩留まりをデータ化。CPAの許容範囲をLTVから逆算して再設定することで、より強気で戦略的な広告投資ができる体制を構築しました。
成果
これらの戦略的アプローチの結果、以下の成果を達成しました。
- お問い合わせ数 278%UP(支援開始前比)
- 「勝てる訴求軸」の言語化により、社内のクリエイティブ制作スピードと精度が飛躍的に向上。
- データに基づいた意思決定が可能になり、「攻めのマーケティング投資」ができる組織体質への変革。
本支援は、単なる数値の向上に留まらず、スタートアップが次のフェーズへ駆け上がるための「マーケティングエンジン」を共に創り上げた事例となりました。